頭の中をことばにする練習帳

日々考えた物事を書き記していきます。思考を文章へアウトプットする練習として。

SF映画に思う、多様性

スティーヴン・スピルバーグ監督の『E.T.』は子どもの頃から繰り返し何度も観ていて、私の価値観に多大な影響を与えてくれた作品です。

 

金曜ロードショーで放映されたものを母が録画してくれていて、ビデオテープがすり切れるほど、おそらく100回近く観ていると思います。

 

 

E.T.を初めて観たのは、おそらく小学校1,2年生頃だと思います。そのころはグロテスクな地球外生命体が怖くてこわくて、指のすき間から観ていました。

 

茶色くて皺だらけの肌、ギョロっとした大きな目、細すぎる首(しかも伸びる!)、指の数は3本・・・など、自分と違い過ぎる風貌をグロテスクだと感じ、こんな生き物が自分の家に来てしまったらどうしよう!と悩んだものです。お風呂に入っている時も窓の外にE.T.がいたらどうしよう・・・と怖がっていました。 

 

しかし中学校1年生くらいの頃にE.T.を観たとき、これまでの恐怖感とは違う気持ちが湧いて、感動の涙が出てきました。

 

E.T.と少年エリオットが心を通わすシーン。心臓が止まったE.T.に、エリオットが語りかけるシーン。宇宙からお迎えがきたE.T.とエリオットの別れのシーン。2人の友情に自分の心を重ね、感動しっぱなしでした。

 

これまでにも何回も観ていたのになぜ?

と思いましたが、今思えば自分の経験が積み重なり、E.T.の世界観に追い付き、見た目やルーツを超えた友情というものを理解することができるようになったため、はじめて感動したのだと思います。

 

E.T.のおかげで『見た目や言語、ルーツが違っても理解し合うことはできるんだ』という考えを持つ事ができました。

 

 

 

そして中学生の頃、『スターウォーズ Episode1 ファントム・メナス』が公開されたことをきっかけにスターウォーズ・シリーズにはまりました。

 

スターウォーズでは、E.T.よりもさらにたくさんの種類の宇宙人が登場します。そして種族を超えて価値観を共有し、コミュニティを形成したり社会が成り立っています。

 

逆に同じ人間という種族でも、価値観が違う者はお互いを受け入れず宇宙規模の戦争を繰り返します。

 

スターウォーズを観た時に思ったのは、もし宇宙人と交流する世界になった時、私は見た目の違う種族やドロイドたちに分け隔てなく心を開けるのだろうか?ということでした。

 

 でも、おっちょっこちょいだけど憎めないジャージャービンクスや、強くて心優しいチューバッカは、見た目は違えどもし自分の周りにいたら仲良くなれるんじゃないかな?と思いました。

 

ジョージ・ルーカス監督の壮大な世界観とストーリーの楽しさ、何度見ても新たな気づきがある奥深い設定のおかげで、大好きな映画シリーズです。

 

日常生活の中で人間関係に悩むこともありますが、お互いの違いを受け入れたうえで、相手を理解しようとすること、平らかな心で接することは、いつか宇宙人と出会い友達になる日のための訓練だと思うと、周囲の人たちとの考えの違いも、小さなことだと思えてきます。

 

f:id:shibuyaumeboshi:20170614233612j:image

 

代官山のおいしいピザ屋、‘Pizza Slice’ に置いてあった雑誌の表紙がE.T.だったのでうれしくてパチリ。