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頭の中をことばにする練習帳

日々考えた物事を書き記していきます。思考を文章へアウトプットする練習として。

大人になって見なくなった夢

子どもの頃は定期的に見ていたけれど、大人になってからめっきり見なくなった不思議な『夢』があります。(ここで話す『夢』は睡眠中に見る方の夢です。)

 

私はよく体調を崩す子どもで、一週間吐き戻しが続くこともあり、毎月のように小児病院に入院していました。

(両親は大変だったと思います。根気強く面倒を見てくれてありがとう。)

 

身体が大人になっていく中学〜高校生くらいには徐々に症状が和らぎ、20代半ばからは誰よりも健康なほどです。

 

 

 

子どもの頃、具合が悪くなるとよく見ていた夢があるのですが、大人になって体調が安定してからはまったく見ることが無くなりました。

 

普通の夢とはちょっと感じが違う、不思議な、特別な夢だったので、見なくなった今は少しさみしい気もしますが、よく見ていた当時は怖くて怖くてたまりませんでした。

 

その夢は“映像”のパターンと、“感覚”のパターンがあり、多くの場合、一度の夢でどちらも見ます。

 

 

まず【“映像”パターンの夢】ですが、

 

・私は近所の公園や野原、道端などで友だち数人と草むしりをしている

 

・すると空からとてつもなく大きな女王様が降りてきて、私たちを踏み潰そうとする

 

・逃げれば助かることもできそうなのに、私たちは草むしりを止めることが許されず、その場から動くことはできない

 

・草むしりは、100万回とか果てしなく無限にむしらなければならない。もはや数えることもできないほどの回数だけど、永遠に数え続けなければならない。

 

そしてこの後、たぶん踏み潰されるんだと思いますが、そのあたりから夢は“感覚”のパターンに移り変わります。

 

 

【“感覚”のパターンの夢】は、

 

・とてもごちゃごちゃな感覚。白い紙をぐちゃっと丸めてから広げたようなでこぼこした紙に、ボールペンでぐおぉりゃ〜ぁ!!と書き殴る感じ。絡まっている。黒い。ノイズ。混沌。

 

 

・その後、急に静かになる。真っ白でなめらかでどこまでも均質な空間。そして無音。何もない。白い。ドラゴンボール精神と時の部屋

 

 

・そして今度は重さに対する感覚がおかしくなる。シャープペンシルの芯や糸のような、限りなく細くて軽いものが、岩石や大型タイヤのように固く大きく重いものを支えている。本来なら絶対にあり得ないバランス感覚が気持ちわるい。重力の法則がおかしくなる。車酔い。上と下がわからない。

 

 

 

 

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インターネットであらゆることについて情報収集できる時代なので、この夢についても調べたことがありました。

 

すると、同じような夢を見た経験のある方がたくさんいることが分かりました。

 

その方達の共通点として、子どもの頃に体調を崩しやすかったり、高熱を出しやすかったという点がありました。

 

イギリスの作家ルイス・キャロルも同様の症状があり、その体験を踏まえた作品が『不思議の国のアリス』であると言われていることから、これらの症状を『アリス症候群』と呼ぶこともあるようです。

 

たしかに、アリスの身体が大きくなったり小さくなったりする不思議な感覚や、落ちているのか昇っているのかわからない様子には親近感を覚えます。

 

 

最後にこの夢を見たことを記憶しているのは20歳くらいなので、この夢を見なくなってから10年ほど経ちました。

 

もう体調を崩すのは御免ですが、久しぶりに不思議な夢を見てみたい気持ちもあります。

 

自分の意思や何かのきっかけで見れる方法があれば知りたいな、と思う金曜日の夜でした。