Hasta mañana また明日!(頭の中をことばにする練習帳)

日々考えた物事を書き記していきます。思考を文章へアウトプットする練習として。

目的も意味も持たずただ行う

 

今朝、 BSのNHK永平寺の修行の番組を見ました。たぶん再放送です。

 

福井県の山奥にある永平寺は、曹洞宗大本山。若い修行僧のことを雲水と呼んでいました。

 

永平寺の雲水は厳格な修行を行い、13時間もの坐禅(瞑想)をすることもあるそう。

 

朝4時に起床し、桶一杯の水で洗顔する。洗顔した水にまで感謝し、洗顔後は素手で流しを丁寧に拭き上げる。

 

朝食は粥、汁、漬け物。

 

作務や坐禅、一つひとつの行動すべてが修行。

 

曹洞宗坐禅は『只管打坐』。ただひたすらに座ること。日常の行動にもそれと同じ価値を置くこと。

 

なにかの目的を達成するための手段として坐禅をするのではなく、坐禅する姿そのものが仏の姿であり、悟りの姿だという。

 

坐禅中、心に浮かんできた考えは追い払い、様々な思惑や欲にとらわれないこと。

 

 

 

その番組の中で聞いた言葉が、夜になっても心に残っているので、記しておきます。

 

 

 

 

 

『目的も意味も持たずに、ただ行うこと』

 

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わたしは時々考えすぎて立ち行かなくなることがある。

 

そういうときは大体、人生における自分の使命はなんなのだろうとか、これからやることは人の役に立つたのだろうかとか、この仕事の目的はなんだとかばかり考えいる。

 

でもほんとうは、心を込めて食事を作ること、感謝して食事をいただくこと、体をいたわること、家や身なりを清潔に保つことなどをおこたらずに、日々を丁寧に生きることが軸であって、あとは自分がうれしいと感じることを楽しんでやればいいだけなんだと思っている。

 

目的ばかりに囚われて息苦しくなるよりも、深く呼吸し、酸素を肺いっぱいに吸って、細胞のすみずみまで意識を巡らし、生きている有り難さをいつも実感できるようになりたいなと思います。

 

ここのところ、退職日の目処がたっていないことや、長く引き留めようとする上司にモヤモヤしていたけど、わたしは目の前のことを丁寧に行い、あとは身をゆだねることにします。

 

 

明日は午前中通院、午後はリスケになった会議。

気張らずに、息を深く吸って、丁寧に行動することが明日の目標!

 

 

リラックスタイム

仕事に追われる日々の中、人付き合いもしていると、自分を労わる時間が取れていないことがあります。

 

20代のうちは仕事も遊びも時間の許す限り全力で楽しむことが充実感につながっていたけど、33歳の今は、それだと体力が持たなくなりました。

 

美味しいものを食べることも、友達とお酒を飲むことも好きだけど、週に3日も予定があると内臓や肌への負担が半端ない。笑

 

酔いがまわるのも早くなってきたし、すぐ疲れるので、外食した日は烏の行水並みの短時間シャワーを浴びて就寝。

 

そんな日々が続くと心の余裕もなくなってイライラしがちです。

 

 

そんな今日この頃でしたが、勤めている会社が昨年から1/4休暇制度を取り入れてくれたので、今日はその制度を活用して16時前に退社。

 

ずっと受診しようと思っていた皮膚科へ行き、カフェでゆっくりして、18時過ぎには帰宅。

 

幸せなことに夫が在宅勤務日だったので夕食を作ってくれて、時間をかけて食事をとりました。

 

 

そのあとはお風呂タイム。

 

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電気と換気扇を消し、キャンドルを焚いて、無音の暗闇の中、揺らめく炎を見ていると心が平坦になりリラックスできます。

 

ときどきこの時間をつくるのがここ一年くらいのお気に入り。

 

昨年、軽井沢の星のやに宿泊した際に「メディテーションバス(瞑想風呂)」なるものを体験したことがきっかけでした。

 

メディテーションバスは、まるで洞窟の中にいるかのような空間で、光や音が全く入らない暗闇のお風呂。湯の温度と、湯のゆらめきだけを肌で感じる。はじめての経験でした。

 

その晩は10秒くらい横になったかと思ったら朝を迎えていました。それほど深く眠り、起床後も目覚めているのにふわふわとした不思議な感覚が残っていました。

 

 

その経験以来、自宅のお風呂でも電気と換気扇を消して、キャンドルを炊いてリラックスしています。

 

余計なことを考えず、湯舟につかる幸せだけを感じる。お湯が体をあたためてくれることはなんて幸せなんだろうと気づく。そうすると心と体が癒され、深く眠ることができるとわかりました。

 

 

今晩も自宅メディテーションバスを満喫したので、これからゆっくり就寝します。

 

明日は美容院も予約したし、友人夫婦と食事する予定も楽しみだし、早起きしてジムで汗を流して、爽やかな休日を過ごそうと思います!

 

Hasta mañana また明日!

 

 

イライラよりも感謝せよ

今日、大事な会議がありました。

 

でも、上司のミスで開催されませんでした。

 

それは私のミスでもあるんどけど。

 

『その会議があることを上司は認識してくれている』と思い込んでいたから。まさか覚えていないとは思ってもおらず、私はリマインドすらしなかったから。

 

忙しい方だから私にとっては重大な会議でも、上司にとってはもっと重要な会議や用事や決断事項や検討事項があるということはわかるんだけれども。

 

『今日は会議よろしくお願いします』と朝の挨拶ついでにひとこと伝えておけばよかったのだけれども。

 

緊急性がある会議ではないし、重要なテーマではあるけどそれをしなかったからといって直ちに会社の経営が立ち行かなくなるとか、価値が下がる訳ではないのだけれど。

 

それでも、私が責任感を持って遂行している業務の一年間の集大成ともいうべき、年に一度の会議であって、それを忘れられていたことはとてつもなくショックだった。

 

そう、ショックだったのだ私は。

 

5月で仕事の集大成を迎え、あとは気持ち良く退職に向けて私ができることを全力でやり切ろう、会社のために残せるものは残していこうと意気込んでいたのに、今日の出来事でその気持ちが萎えてしまった。

 

大人なのだからそこはモチベーション保とうよ、と自分に言ってやりたいところだけど、もう嫌だ。この出来事はきっとこれ以上会社のためにがんばる必要はないというメッセージなのだと思う。

 

4年間お世話になった上司が私の仕事をその程度だと思っている。一緒に仕事をしてきて大事なことは共有されていると信じていたのに。役員でもあり、私の業務セクションのトップである人がこの意識だということ。

 

もうこの会社はどうでもいいや。5年後にはなくなってると思うよ。私はその時そこにはいないけど。お世話になりました。見切りをつけるには丁度いいかも。

 

しかもこれまでに私がアルバイトなどで働いて辞めたお店はすべて数年後には潰れているし、私が去ると潰れる・なくなるというジンクスがまた一つ増えるわね。

  

 

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ムスっとしたネコちゃん

 

 

 

 

…と、ここまで書いて読み返すと、私は自分のことばかり考えているなぁと気付く。

 

上司も超スーパー多忙だし、私も責任感を持ってやってるなら開催リマインドまでしっかりするべきだった。

 

 

これから会う友達に対しても(まだあってないのに)謎のイライラを抱えていたけど、書いたらスッキリ!

 

友達にイライラをぶつけないで済んでよかった。節酒中だけど今夜は楽しくハッピーに飲んじゃおっと!

 

 

 

 

…そして、友達の力ってすごい。

すっかり気持ちは前向きになっている。

持つべきものは友達!

いつも元気をくれてありがとう!

イニエスタ・ロス

 

夫のバルセロナ転勤話が大詰めになってきた頃、わたしの大好きなバルサの選手イニエスタの退団会見が行われた。そして翌週には夫の転勤が決まった。

 

 

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大好きな人がバルセロナという場所から去る一方で、自分たちはバルセロナに導かれる。

 

「人が動く=エネルギー」だと思うから、このはエネルギーの交換(循環)なのかも。

 

何かを手にすることは、何かを手放すこと。そしてエネルギーは一定に保たれる。すべてを手に入れることはできない。

 

頭ではわかっていても、イニエスタがいないバルサなんて!そしてJリーグに来るなんて!あーーーなんというすれ違い。

 

軽やかにダンスするようにボールを操り、ディフェンスをかわして優しいパスを出すイニエスタのプレーをもうバルサというチームで見れないなんて!あーーー完全にイニエスタロスです。

 

それにしても楽天の三木谷さんはすごいな。楽天の理念は「エンパワーメント(みんなを元気づける)」。

 

スポーツの中でも影響力の大きいサッカーという競技を通じて、エンパワーメントしている。

 

世界一のチームのキャプテンを務める選手を自分のオーナーチームに呼ぶという交渉を成功させ、話題を作り、新たなエネルギーを生み出した。

 

イニエスバルサ退団でわたしの心はぽっかりと穴があいてしまったけど、Jリーグが盛り上がって、観客が増えて、世界最高の選手を日本のサッカーファンが観れるという幸せにつながる。

 

まさにエンパワーメント!

 

わたしはイニエスタロスだけど、日本のみんなが盛り上がる!元気になる!それならそれでオッケーかも!バルセロナに住むという夢はもうすぐ叶うし!

 

明日は金曜日、がんばろう!

 

Hasta mañana. また明日!

節目

夫が転籍するため海外に移住すること、私もそれに帯同すること、ついては会社を辞する意思を、上司に伝えた。

 

11年ちょっと勤めた会社に退職する意思を伝えるの辛くなかった?と夫に聞かれたけれど、まったく!

 

 

結婚する時にどこにでも一緒に行くと決めていたし、転籍話が浮上した半年前から色々考えてきたので気持ちは固まっていた。決意していることを伝えるだけなので辛さは感じなかった。

 

退職日はまだ未定だけど、私はその日が来るまで仕事を全うするし、後任が決まれば業務の引き継ぎはもちろん、これまで仕事に向き合ってきた思いまでしっかりと受け継ぐ。

 

 

これからどんな日々になるんだろうというワクワクの方が大きい。

 

スペイン語のクラスに通う手続きをしよう!

 

 

 

大好きなバルセロナに住めるチャンスをくれるなんて、神様は私にどんな使命をさずけているのだろう。

 

昨日は明治神宮にお参りに行き感謝の気持ちをお伝えしてきた。これからはサグラダファミリアで祈るのかな。

 

神様なのか、宇宙のサムシンググレートなのか、フォースなのか、わからないけれど、私の夢を叶えてくれてありがとう!

 

 

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Hasta mañana また明日

わたしとスペイン

ブログのタイトルを変えました。その理由をここに記しておきます。

 

 

[旧ブログタイトル]

頭の中を言葉にする練習帳

 

[新ブログタイトル]

Hasta mañana また明日!(頭の中を言葉にする練習帳)

 

 

 

 

高校生の頃、NHKの番組でサグラダファミリアの特集を見て、ガウディとその建築の魅力に心を奪われた。

 

いつか必ず、自分の目で、サグラダファミリアやカサミラなどのガウディ作品を見てみたいと思った。

 

それ以前からもピカソやダリの絵画、リーガエスパニョーラなど、スペインに所縁があるものに興味を持つことが多くて、気がつくとスペインに行ってみたい!という気持ちが高まっていた。

 

大学ではスペイン語やスペイン・南米文化を専攻し、3年生の夏休み短期留学ではじめてスペインへ。

 

初スペインはすべてが新鮮。若くてみずみずしい感性がたくさん刺激された。

 

最初に降り立ったのはバルセロナ。空港から街に向かうバスの中から街並みを見ているだけで、胸がワクワクしてしまう。

 

念願だったサグラダファミリアとの対面では、テレビからは伝わらない、スタンドグラスの煌きや、光と影のコントラスト、教会の中に漂う空気を感じて、魂がぶるっと震えた気がした。

 

 

 

バルセロナを後にして、ジローナ、サラゴサに立ち寄り、学校のあるサンタンデールに約3週間滞在。ビルバオ、トレド、アビラなどを巡り、最後にマドリッドから帰国。

 

 

卒業旅行で再びスペインへ。仲の良かった友人と6人で、マドリッドセゴビアコルドバグラナダバルセロナを周遊。

 

お酒も飲めるようになってきた頃で、バルでピンチョスを味わいながらビールやサングリアを楽しむという、スペイン食文化の魅力にも目覚めた。

 

 

大学卒業後はスペインとはまったく関係のない、スペイン語なんて一切使わない会社に就職。

 

毎日必死に仕事して、社会人としてたくさんのことを勉強させてもらったけど、正直、私の日常や興味の対象からスペインは薄らいでいった。。。

 

 

しかし、不思議なことに、再びスペインに引き寄せられる。

 

 

夫(日本人)との出会いは親友からの紹介。マドリッドの大学院に留学する人がいるよ、あなたスペイン好きだったでしょ?と紹介されたのがきっかけ。

 

その2ヶ月後には、彼はスペインに行ってしまったけど、遠距離恋愛を経て、今は良きパートナーとして夫婦になりました。

 

彼との旅行で、一昨年はバルセロナイビサ島へ、昨年はバルセロナサン・セバスチャンに滞在。

 

カラッと乾いた空気、柔らかな色合いを映し出す陽の光、街の心地良さを思い出し、スペイン、とくに地中海に面したバルセロナは私の肌にあう!旅行から帰りたくない!いつか住みたい!

 

と言い続けていたら、夫の仕事の都合でバルセロナに移住することになりました。

 

 

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夫は2ヶ月後に転籍する予定で、これから色々な準備が始まります。

 

私は明日、会社に辞意を伝えます。

 

 

気持ちが離れてもまた吸い寄せられるように、私の人生の中で縁が巡る街バルセロナ

 

 

これからどんな日々が始まるんだろう!

言葉も環境も人々も、今までの生活とはまったく違う中で始まる日々。

 

もう一度、生まれるような感覚!

 

私の感性は、社会人11年ちょっとの生活で、大分くすんでいると思う。

 

考え過ぎで、気を遣って、食べ過ぎ飲み過ぎの日々。

 

仕事は楽しいし、好きなことをわりと自由にさせてもらっているけれど、イキイキとした瞳の自分ではないな、というのははっきりとわかる!

 

ストレスから解き放たれ、感性のアンテナが自分軸に戻った状態で、見えてくる景色や気持ちをしたためておきたい。

 

そんな思いがあり、これからは、スペイン移住準備のことや、環境の変化の中で感じたことを中心に、このブログに綴りたいと思います。

 

 

ブログのタイトルは今までの「頭の中を言葉にする練習帳」から、スペイン語で「また明日」という意味の「Hasta mañana」に変えることにしました。

 

未来につながるシンプルな言葉。単純に音も好き。

 

ポジティブな今日の気持ちをここに書きしるしておわり!

 

 

猫たち

 

例年より早い桜の開花で心踊っていた昨日までとはうってかわって雪降る春分の日

 

猪熊弦一郎氏の『猫たち』展に行ってきました。

 

 

数年前のある日、一晩だけ迷い猫が家に来てからというもの猫の愛らしさに夢中。いつか猫と暮らす日を夢みている。

 

  

 

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30歳から晩年まで夫人と猫たちを描き続けた猪熊弦一郎さんの絵画は、戦中戦後の激動の時代を生き抜いた芸術家の魂を魅せつけながらも、たっぷりの愛情を抱いてキャンバスに向かっていたであろう時間と空間が込められた作品でした。とても癒された。

 

パリやニューヨーク、ハワイそして東京と、世界各地を拠点に活動したエピソードも興味深かった。

 

 

猪熊氏がニューヨークで活動していた頃、猫を描くことをパタリとやめていた時期があったそう。

 

その頃に残した作品の解説に書いてあった言葉を夫が見て『カッコいい視点を持った方だったんだな』と呟きました。心に響いたのでここに記しておきます。

 

 

『人間は直線でできているところはひとつもない。けれど不思議なことにただひとつ、コンパスを使わないと描けないところがある。瞳だ。』

 

※記憶を頼りに記しているため原文ままではない。